一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

出来るエンジニアというはどういうスキルや性格を持っているのだろうか?

フリーランスエンジニアとして有名企業も含めて複数渡って来て、スーパーマンも見たことがあるし、それ以上にダメな人も見てきた。

そして、たまたま今、割とマネジメント寄りの仕事をさせてもらっている。

その中で、出来るエンジニアのエッセンスはこれではなかろうか?というものがある。

まず、両極端の人材の話題から挙げていきたい。

スーパーマンは、人より飛び抜けたスキルがあり、ドラクエで言えば大魔法使いである。
選ばれた人だけがなることが出来、プロジェクトや企業の中心人物となる。
年齢に関わらず、そういう人材がいる。

次に、ダメは人とはどういう人物像だろうか。

出勤しない人。
これは話にならないが、割と見かける。

そして、もう一点、素直で無い人。
指示を指示通りに聞けず、スキルや業務知識が身に付かない。

スーパーマンにはなろうと思ってなれないが、ダメな人の要素を除いていけば、プロジェクトとしては欲しい人材となる。
しっかりと出勤して素直な人、ということだ。

また、ここでさらにプラスアルファとして以下のものがあれば、かなり重宝される。
・積極性
・仕事が早い(ある程度正確)
・設計能力

このあたりは、性格やセンスに影響を受けるところもあり、ずっと身に付かない人は身に付かない。
ただ、経験値を積めばある程度身に付くスキルでもあると思う。

ちなみに私はスーパーマンでもないし、上記三つとも無かった。

どのような経験をしたかというと、
・積極性は、合コンの幹事をやったり趣味でリーダーをやったりして身に付いた
・仕事の速さは徹底して定時に帰りたいがために身に付いた
・設計は泣きたくなるくらいリテイクをくらった現場で鍛えられた
という感じだ。

私はある程度の年齢なので、経験を積む時間はかけさせてもらった。
自己評価になってしまうが、ある程度は素直で勤怠は良い方だと思う。

上記で挙げてないプログラミングスキルは、しっかり出勤して素直に学ぶ姿勢があれば自然と身に付く。
業務知識はなおさらだ。

他に持論がある方ももちろんいると思うが、私が見てきた出来るエンジニアの要素としては、このように感じた。

私が出来るエンジニアかどうかはともかくとして、現場監督的な立場で一緒に仕事をして、やりやすかったり結果が出てる人を見ての一つの持論とさせていただきたい。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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