Adobeのソフトやアプリが無ければ仕事にならないという足元を見て、Adobeがこの夏、サブスク契約の値上げをしました。
プロの方がたいてい契約している、
Adobe Creative Cloud【コンプリートプラン】
が
7,780円 → 9,080円/月
になってしまいました。
名称も「Creative Cloud Pro」に変更されました。
わたしはさすがにこれは高いと感じ、
プランを一段階下のものに契約し直しました。
それは、
Adobe Creative Cloud【Standard】
というものです。
6,480円のプランで、以前の【コンプリートプラン】よりも安い設定になっています。
しかし、Adobeはとくにこちらを宣伝するわけでもなく、【コンプリートプラン】だった人たちがなにもアクションを起こさないでいると、
自動的に「Creative Cloud Pro」を引き継ぎ契約することになり、自動的に9,080円/月の支払いが生じてしまいます。少しズルいですね。
私の新しい契約 Adobe Creative Cloud【Standard】は、以前の【コンプリートプラン】と何が違うのかと言うと、
主だったところは一緒なのですが、唯一大きい違いは「生成AI」を使うことが「限定的なポイント制」になったことです。
また、「プレミアム生成機能」が利用できず、モバイル版アプリへのアクセスが限定的になるようです。
(「プレミアム生成機能」とは主に動画制作などにかかわるサービスみたいなので、私にはあまり関係ありません。)
【Standard】プランは、illustratorでもphotoshopでも、無限に「生成AI」を利用できるのではなく、月々に補充される「クレジット」と呼ばれる権利を消費して処理できるという方式です。
このクレジットは毎月「25クレジット」が補充され、携帯料金の通信ギガ数のような持ち越しはありません。満額で25クレジット/月です。
illustratorでもphotoshopでも、AI処理の種類によって減るクレジット数はまちまちのようです。
毎週のように生成AIを使う方にはとても足りない額ですが、わたしのように月に数度のAI処理しかしない者にはおおむね間に合います。
(図らずもAI処理が多い月には「おかわり」制度もあり、追加で1,580円支払うとクレジットが増量できます。2000クレジットがもらえます。)
生成AIを毎日のようにガシガシ利用する人は「Creative Cloud Pro」がいいでしょう。静止画は無制限利用ができ、動画向けに4000クレジットがもらえます。
なので、私のように印刷物や静止画メインでデザイナーをしている人には
【Standard】プラン
6,480円/月
がいいんじゃないかと思いますヨ。
