――「振り返り」と「選び直し」の重要性
全国個人事業主支援協会として、今年は
8月「ターゲティングの重要性」
9月「商品開発は“狭く深く”が近道」
10月「AI活用」
11月「展示会で成果を出すための行動原則」
というテーマで発信してきました。
これらに共通しているのは、
**“やることを増やす”のではなく、“選び、磨き、実行する”**という視点です。
12月は、来年に向けて一度立ち止まり、
「何をやり、何をやらないか」を見直す絶好のタイミングです。
多くの個人事業主の方を見ていて感じるのは、
伸び悩む原因の多くが
・やりたいことが多すぎる
・全部を自分でやろうとする
・振り返りをしないまま次に進む
この3点に集約されるということです。
一方、成果を出している事業者さんは違います。
年末に必ず次の問いを自分に投げかけています。
今年、最も反応が良かった商品・サービスは何か
時間と労力をかけた割に、成果が出なかったものは何か
来年は「誰に」「何を」届けるのか、言語化できているか
ここで重要なのは、感情ではなく事実で判断することです。
「頑張ったかどうか」ではなく
「結果が出たかどうか」で選び直す。
また、10月にお伝えしたAI活用も同じです。
AIは魔法の道具ではありません。
目的と役割を明確にした人だけが、
時間と労力を減らし、成果を最大化できます。
12月は“仕込みの月”。
ここで方向性を整えた人が、1月から一気に加速します。
来年も、現場で本当に使える視点、
成果につながる考え方をお伝えしていきます。
「忙しい」からこそ立ち止まる。
それが、成長を続ける人の共通点です。