年末年始に行われた冬期講習が終わりました。
冬期講習は
「高校入試を控えた中学3年生」
の入試対策がメインになります。
夏期講習の頃は、まだのんびりしていた受験生も、
この時期になると、こちらであまり言わなくても
自分から勉強できる生徒が増えてきます。
頑張る生徒だと、朝は9時から夜は9時まで、
休憩を挟んで10時間、みっちりと
勉強に励む生徒がいます。
こちらでやらせておいてなんですが、
「よくやるよ…」
と思います。
これだけ長い時間勉強すると、
終わった直後はさすがにぐったりしています。
ですが、翌日になると、また朝から晩まで勉強に
取り組んでいました。
「若いって素晴らしいな」
ということを、生徒たちを見ていると思います。
当塾の講習は「任意参加」です。
なので、希望する生徒のみが参加します。
それでも、受験生となるとほぼ全員が参加するのですが、
今年は参加しない生徒がいました。
「家で自分で勉強するから、大丈夫」
とのことでした。
確かに自分で勉強することができる生徒だったので
「大丈夫かな」
と思っていました。
ですが、講習明け、久しぶりに授業をしてみたところ
「あれ?」
と思う事態が起きました。
この生徒は、偏差値60程度の高校受験を
志望しています。
このくらいの難易度の高校の場合は
「記述問題」の出来で差がつきます。
なので、冬期講習中、同じ高校を
志望している生徒たちには
過去問を使って「作文」の練習をしていました。
なので、同じように、この生徒にも
過去問の「作文」を解いてもらおうと思っていました。
「さて、冬休み中、どのくらい成長したかな」
と思っていたのですが、数分も経つと
「先生、文字制限に達するまでの作文が書けません…」
との声が。
思わず「えっ?」と聞き返してしまいました。
同じ高校を目指している、他の生徒たちは
講習中に練習をしていく中で、
拙いながらも自分なりの考えをまとめられるように
なってきていました。
少なくとも「文字制限に達しないから、書けない」
という状態の生徒はいませんでした。
「内容以前」のところでつまづく。
この事態は想定できませんでした。
「冬休み中、いったい何の勉強をしていたのだろう…」
と思ったので、
「国語は何をやっていたの?」
と聞くと
「古文ばかり解いていました」
とのこと。
確かに古文は国語の中で、短期間で成果が出やすいところ
と言われています。
ですが、まさかそればかりをやっていたとは…。
冬期講習は短い期間ですが、その間にも
これだけの差がついてしまうのか…
ということを思わずにはいられませんでした。