一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

読書はインプットと思ってる方が多いと思いますが、読書はアウトプットです。

いや確かに情報を入れると言う意味でインプットなのですが、、、

 

読書をして、得るものが多い内容だったのに、1週間もすると大部分は忘れてしまったと言う経験をした人は少なくないのではないでしょうか。

 

人間の記憶に関して、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの発表した「エビングハウスの忘却曲線」が有名です。

 

人が何かを学んだ時、

1時間後には56%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる

という研究結果が出ています。

 

ビジネス書、自分の仕事に関連する専門書籍など読書をする人は少なくないと思いますが、多くの場合は一度読んで終わりということも多いと思います。
私も一度読めばメルカリで売ってしまいます。

 

そこで、本からのインプットを定着させるためにおすすめなのが「アウトプット」です。
本を読んで売る前に、要約と感想を「書く」のです。ビジネス関連の本は、何か自分に課題があって読んでいる場合が多いはずです。ですので、

 

◯内容の要約

◯その本を読む前の自分の課題

◯本から得た気づき

◯その気づきをどのように生かしていくか

 

を書きます。

長く書く必要はなく、要約200文字、その他は箇条書きで十分です。

これだけで、ただ読んだだけよりも何倍も記憶に残り、しかも実際の行動に取り入れることができます。

よければ試してみてください。

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笠井 篤

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