Azure上に、Windows 2019 ServerにてWindowsドメイン環境(AD2台構成)を構築した際に発生した事象を記載します。今回は発生した事象②について記載します。
②仮想マシン(Windows 2019 Server)での日本語設定
AzureでWndows 2019 Serverを作成すると言語や地域設定が英語になっているため、設定変更を行う。OS不具合により、[設定]-[時刻と言語]からは言語設定を変更できないため、公式ページ記載の方法にて日本語化を行います。
https://support.microsoft.com/en-us/help/4466511/cannot-configure-language-pack-for-windows-server-2019
上記サイトの手順に従い、言語設定の変更を行い、日本語化は問題無く完了した。しかし、この設定は、あくまでも本対応を行ったユーザーのみに適用されており、他ユーザーでは、デフォルトの英語表記のままであることに注意。全ユーザーに適用するには、更に以下の設定が必要です。
1.[コントロールパネル]-[地域]をクリックする
2.地域設定画面から[管理]タブを開き、[設定のコピー]をクリックする
3.現在の設定のコピー先として、「ようこそ画面とシステムアカウント」、「新しいユーザーアカウント」にチェックを入れ、OKをクリックする
4.再起動が求められるため、再起動を実施する
これらの手順により、全ユーザーの地域と言語設定が日本/日本語に設定できます。(なお、本設定を実施する前から既に存在していたユーザーについては、表示言語が英語のまま自動で切り替わることが無いため、時刻と言語からWindowsの表示言語を手動で変更する必要があります。)