一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 「事実」と「解釈」

今回は「事実と解釈」をテーマとします。

 

仕事に限らず、「事実」と「解釈」を分けてコミュニケーションは取れていますでしょうか。

おそらく皆さん「取れている」と答えると思います。

 

しかし周りの方々が取れているとは限りません。

そこでこの記事では以下についてまとめます。

 

①、「事実」と「解釈」は何か

②、「事実」と「解釈」を分けないと生じる弊害

③、「事実」と「解釈」を分けるためにすること

 

①、「事実」と「解釈」は何か

・事実

実際に起こった事柄。現実に存在する事柄。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/事実/

・解釈

物事や人の言動などについて、自分なりに考え理解すること。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/解釈_%28かいしゃく%29/

・例

事実

今日の気温は10度

 

解釈

今日は寒い

 

②、「事実」と「解釈」を分けないと生じる弊害

 

「事実」と「解釈」を分けて会話をしなければ、余計なコミュニーケーションが発生してしまいます。

なぜなら相手が「事実」と「解釈」どちらのことを話しているかを確認する手間が発生するためです。

円滑なコミュニケーションを図るのであれば、まず事実を伝え、

その後に解釈(主観的な意見)を伝えることで円滑にコミュニケーションが進みます。

 

 

③、「事実」と「解釈」を分けるためにすること

以下を徹底しましょう。

 

・自分が伝えたいこと(解釈)は伝えない

・相手が聞きたい情報(事実)が何かを考え、理解し回答する

質問側は事実次第でどのようなアクションをしようか頭の中で選択肢を持っており、解釈を求めてはいません。

また、相手が聞きたい情報を提供するには自分自身がそれを理解する必要があります。

事実を提供するためにも事前に「こういうことですよね?」と認識を合わせておくことで「事実」と「解釈」を分けることができます。

 

 

訓練することで鍛えられますのでしっかり分けられているか不安な方は是非上記を意識し訓練してください。

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大池 貴徳

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