現行ランドクルーザー200が新年早々にオーダーストップとなった。
ランドクルーザーとランドクルーザープラドは受注台数がある程度たまった段階で生産し、納車するシステムを採用しているので、在庫はメーカーと販売店の両モータープールには基本的に存在しない。したがってオーダーストップになると、即供給停止になるので、購入できない状況になっている。
こうなると興味があるのは次期型の「ランドクルーザー300」がいつどのような商品内容で登場するかということになる。
今のところ、2021年2月下旬か3月上旬頃にアウトラインがメーカーのトヨタからトヨタ系列店にネット配信され、それに基づくティザーキャンペーンがスタートする。
その後3月下旬には車両本体やオプション&付属品の価格が決まり、先行予約の受付を開始する。正式な発表、発売は5月のゴールデンウイーク明けとなる見込みである。
ランクル300のスペックはどうかな?!
現行ランドクルーザー200の登場が2007年9月18日だから13年半ぶりの世代交代となる。次期型は基本的にはキープコンセプトだが、中身は大幅に進化する。
トヨタの次世代におけるクルマ作りの考え方である「TNGA」による新開発のプラットフォームを採用。オフロードでの走破性と走行性を高めたフレームボディを継承し、剛性をさらなる高次元で進化させる。
パワーユニットは従来のV8、4.6LNAに代えて、ダウンサイジングし、V6、3.5Lターボと3.3Lクリーンディーゼルターボを搭載する。
全長4980mm、全幅1980mm。全高1870mmというボディサイズは現行とほぼ同じで全長5m、全幅2m未満はキープされる。ただ走行安定性や剛性アップを配慮し、ホイールベースは50mm延長し2900mmとする見込みである。
最低地上高の225mmも同じ。タイヤサイズは285/50R20が装着される見込み。シートレイアウトは2列シート5人乗りと3列シート8人乗りの2タイプ構成は従来モデルを継承する。
装備面ではディスプレイオーディオが標準でハリアーやクラウン並みの大型12.3インチナビを採用。
安心、安全パッケージのトヨタセーフティセンスは、トヨタ&レクサス車のなかでは最高レベルのデバイスを採用する。検知機能は昼間、夜間を含めて最新の進化バージョンを標準装備する。
SUVがブームになっているので期待している!