ADをリストアする際のコマンドについて記載します。
前回までの記事の続きとなっておりますので、参考にする際は前回から続けて参照してください。
【手順】
1.前回までの手順で「ディレクトリ復元モード」でサーバを起動する
2.ローカルの[Administrator]でログインする(パスワードはAD構築時に設定したディレクトリ復元モードのパスワード)
3.「ディレクトリ復元モード」の手順を再度実施し、[ブートオプション]の[セーフブート]からチェックをはずす
(リストア完了時の再起動後に通常モードでサーバが起動してくるように設定する)
4.[適用] – [OK]をクリックし、再起動確認ウィンドウで[あとで再起動]を選択する
5.コマンドプロンプトを起動する
6.以下のコマンドを実行し、バックアップセットの情報を表示する
wbadmin.exe Get Versions
7.戻したいバックアップセットに表示されている[バックアップ識別子]をメモする
8.以下のコマンドを実行し、リストアを実行する( -Version以降は上記手順でメモした文字列を入力する)
wbadmin.exe Start Systemstaterecovery -Version:DD/MM/YYYY-HH:MM
9.再起動の確認メッセージが表示されるので[Y]を入力し再起動する
以上でADのリストア手順は完了になります。
リストア後、ADの状態を確認してください。