一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

フリーランスのITエンジニアをしている身としてつくづく感じるのは、個人の商売ということだ。

請負の場合ははっきりと顧客を意識しやすいが、常駐という形で会社にいると社員とほぼ同等の扱いをしてもらえることが多いため、社員になってるような勘違いしてしまいがちだ。

だけど、周りにいる社員の方々は顧客であり、自分はサービスを提供する側であるということを夢夢忘れてはいけない。

勤怠、気遣い、言葉遣い、技術スキル、サービス心、などなど、常に多面的に評価されている。
安穏とした気分で仕事をしていて顧客からの評価に気付かない場合、突然戦力外通告をされることになる。

フリーランスになってから、とてもこれを意識するようになった。

でも、ふと立ち止まって考えると。
正社員だろうと恋人間だろうと、上て挙げたことと同じ感覚でいないといけないのではなかろうか?と思う。

正社員でのほほんと給料を自動的にもらえる感覚で日々を過ごしていたら突然リストラされるだろうし、恋人に適度な奉仕をせずに甘えてばっかりいたら「他に好きな人が出来た」と急に言われるかもしれない。

ドライと感じるかもしれないが、家族間以外の人間関係はお互いのメリットの上に成り立っていることを意識した方がよいだろう。

相手のメリットになることを心地よく提供する。これが、ほとんどの関係を良い形でキープする秘訣だと感じる。
※自己犠牲を過度に払うのも違うのでその点は付け加えておく。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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