一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんばんわ、髙﨑です。

今回はIT業界の仕事の流れ=工程の部分について書いていこうと思います。
IT業界の主な仕事の工程は以下の2つになります。
・ウォーターフォールモデル
・アジャイル開発モデル
上二つの工程モデルが存在し、その中で複数の業務が
工程によって分けられて存在しています。
今回はこれらについて記載していきます。

★ウォーターフォールモデル
ウォーターフォール=「滝」を表します。
滝のごとく上流から下流へ一方的に流れる水の様に
プロジェクトの工程を進めていく一方通行型の開発方法です。
重要な工程を上から進めていくシンプルな工程となり、
チーム内での状況共有も容易ですが時間をかけて行います。
これまでのIT業界ではウォーターフォールがメインで採用されていました。
ウォーターフォールモデルの主な工程は以下になります。
上から順に工程が進み、一つの工程を終えたら次の工程に進みます。
1.要件定義
2.外部設計
3.内部設計
4.プログラミング
5.単体テスト
6.結合テスト
7.運用テスト

これらの工程が完了すると本番(現業区)で
実際に利用してもらう運用(インフラ側)という形でリリースとなります。
ただし、このウォーターフォールモデルは後戻りが基本的に出来ないため
工程の最終段階に来た後や運用後に重大な問題などが発生してしまった場合
再度長いスパンをかけてきたウォーターフォールモデルをやり直すことになります。
また工程の途中で前の工程の問題が発覚してもそのプロジェクトでは
やり直しが出来ません。
ユーザーが実際使ってからの意見などを取り入れるのは
全ての工程を終えてからとなるため、取り入れスピード感は遅めです。

★アジャイル開発モデル
アジャイル=「素早い」という意味があります。
アジャイルの意味が成す通り、スピード感を意識した開発方法で
要件定義→設計→開発→テスト→リリース(運用)という開発工程を、小さいサイクルで繰り返します。
そのため、開発途中やリリース(運用)後の工程で起きた問題などにも
迅速に対応することが、可能であらゆる工程からの柔軟対応が出来ます。
そのため、ユーザーの意見を取り入れた開発にも素早く取り掛かれます。
小さいサイクルでのプロジェクトを繰り返すことにより、開発期間中の仕様変更のリスクに対応しやすいです。
ただし、臨機応変な対応が必要なため、工程の進捗や状況を共有するのは難しい様です。

以上がIT業界の主な仕事の工程となりますが
昨今では柔軟に素早く対応出来るという点から
ウォーターフォールモデルよりアジャイル開発モデルが
プロジェクトとして採用されることが多くなっているようです。

今回は以上となります。
そのうち図を交えて書き直します。

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