「他力本願」、その意味は他人任せ、人の力をアテにする、とマイナスイメージをお持ちの人も多いのではないでしょうか?
私もつい最近までそう思っていました。
つい先日、ある方が「他力本願、本当の願いは他人が叶えてくれる」とおっしゃっていて、「これは(自分が思い込んでいた)意味と違うはず!」と自分にしては珍しく、調べてみました。
「他力本願」は仏教用語で阿弥陀如来の本願力。仏さまの「生きとし生けるものを救わずにはおられない」という強い願いのはたらきのことをいうそうです。
仏さまは(私のイメージですが)人を分け隔てしないとは思いますが、せっかくならば、本当に困っている人を救ったり、本当に人の役に立っている・立とうとしている人をより助けようとしたりしてくれるのではないでしょうか。
その救いの手を差し伸べてもらうためには、普段から、人に見られていないところでも人の役に立つことを行い、徳を積んでいくことが大切ですね。