ECMAScriptとは、JavaScriptの標準であり、Ecma Internationalのもとで標準化手続きなどが行われている。 Ecma Internationalのほか、ISO/IEC JTC 1からもISO/IEC 16262として標準化されている。日本もJIS X 3060としてJIS化している。(ウィキペディアより)
と、ちょっとわかりにくいです。
JavaScriptに携わっていると、ES8、ES2017というワードをよく聞くと思います。
これらは、ECMAScriptのバージョンを表しています。
Edition | Official name | Date published |
---|---|---|
ES9 | ES2018 | June 2018 |
ES8 | ES2017 | June 2017 |
ES7 | ES2016 | June 2016 |
ES6 | ES2015 | June 2015 |
ES5.1 | ES5.1 | June 2011 |
ES5 | ES5 | December 2009 |
ES4 | ES4 | Abandoned |
ES3 | ES3 | December 1999 |
ES2 | ES2 | June 1998 |
ES1 | ES1 | June 1997 |
(The Complete ECMAScript 2015-2017 Guideより)
バージョンが新しくなるにつれて、使える構文が増えています。
ES6(ES2015)は一番のインパクトがある構文が追加されています。アロー関数です。今もばりばり使います。
例:
const foo = function foo() { //... }
が↓になります
const foo = () => { //... }
こんな感じで矢みたいになっています(=>)
functionって記述しなくてよく、すっきりしています。
注意として、thisの束縛が変わるっていうのがあります。thisはいつか解説します。
簡単ですが、ECMAScriptの説明でした。
JavaScript熱いです。