クライミングとボルダリングってなんか違うの?
という質問を受けるので、簡単に説明します。
クライミングは「リードクライミング」「スピードクライミング」「ボルダリング」などの総称です。
リードはかなり高い壁にリード(命綱みたいなもの)をつなげながら登っていく。
どこまで登れるかを競う。
一つ一つの石はある程度持ちやすい傾向があり、一瞬のパワーよりも持続力が求められる。
リードを随時カラビナに掛けながら登るので、その技術も求めらる。
年配の方や女性がリードをメインでやっている方が多いイメージ。
スピードクライミングは名前の通り、ある程度高い壁を何秒で登れるかを競う。
これはあまり施設がないため、一般の趣味でやっている人はあまりやっていないイメージ。
私もやったことがない。
やってみたいとは思うが、老いぼれたこの体ではスピードを求めてもあまり満足いく結果は得られず楽しいとは思えないかもしれない。
ボルダリングは高さやスピードは求めず、単純に登れるかを競う。
難易度が上がると、一つ一つの石がめちゃくちゃ小さく持ちずらい、足を乗っけにくいなど、
純粋なパワーや運動神経を求められることが多い。
どうやって登ればいいのかがイメージがつかないと登れないことも多々ある。
オブザベーション(壁や石を見る)をして、どう一手一手進めるかを考える必要があるため、
一定の思考力も求められる。
一般的に一番イメージされるクライミングがこれだと思う。
感覚的にだが、男性はエンジニアが多い。(私も)
私はクライミングの中でもメインで行っているのが「ボルダリング」。
というのも、「リード」と「スピード」は一人では気軽にできない競技であるため、
小国民が趣味程度に楽しむには少々ハードルが高い。
だが、ボルダリングは自分一人で自分のペースで自分の好きな時間に楽しむことができる。
趣味としては金額的にもかなりコスパがいいため、本当にお勧めである。