一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

自民党の総裁が岸田文雄さんになりましたね。
彼の政策で『11月中の希望者全員へのワクチン接種完了』が挙げられており、希望者の接種が加速することを祈るばかりです。

先月同居人が2回目のモデルナワクチンを打ち、数日後接種部に発赤・熱感・腫脹・瘙痒感が見られました。どうしたら良いかと聞かれ、接種部のアイシングをし、熱感がある程度治まってから、ドラッグストアで売っている抗ヒスタミン剤外用薬を塗布して様子見するよう伝えました。徐々に発赤も引いていき、数日後には完治しました。
一般的にモデルナアームと呼ばれているものですが、皆さんも見たことがあるでしょうか。初めて見た際は驚く方もいらっしゃることかと思います。

厚生労働省のページでモデルナアームについて書かれていたものがあったので以下に共有させていただきます。

Q:ワクチンを接種して1週間くらい経ってから、腕にかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みが出てきました。どうすれば良いですか。

A:発疹がかゆい場合は、冷やす、あるいは抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)を塗ることで症状が軽くなります。ワクチンの副反応であれば、数日で改善します。
mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン接種後、数日から1週間後くらい経ってから、接種した腕のかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みが出てくることがあり、いわゆる「COVIDアーム」(または「モデルナアーム」)と呼ばれています。ほとんどが武田/モデルナ社のワクチンで報告されていますが、ファイザー社のワクチンでも稀に起こります。

不快ではありますが、健康に害はなく、数日で自然に治ると報告されています。1回目の接種後にこのような症状が出た場合でも、基本的には2回目の接種を受けてもよいとされています。原因は、T細胞という免疫細胞が反応することにより起こる炎症と考えられています。

発疹がかゆい場合は冷やす、あるいは抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)を塗ると、症状が軽くなります。こうした成分は、市販の虫刺されの薬などにも含まれています。

もし、痛みがひどいときは、アセトアミノフェンやロキソプロフェン、イブプロフェン等の非ステロイド性抗炎症薬の内服で軽くなることもあります。症状が特にひどい、または数日経過しても軽快しない場合は、皮膚科医にご相談することをお勧めします。

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R.K

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