一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

人は普段歩くときに重心を常に意識して歩くことはほぼありませんが、重心は美容や健康に意外と大きく影響します。

 

まずは自分が前後どちらの重心かチェックしてみてください。

 

チェック方法を1つ挙げるとすると、空港などによくある「動く歩道」を想像してみてください。

 

動く歩道から降りる時に前に放り出される感覚が強い人は「前重心」。

 

逆に、動く歩道に乗る時に前にぐんっとひっぱられる感覚が強い人は「後ろ重心」です。

 

動き出しがスムーズなのは前重心なので、アスリートなどには向いている重心です。

 

ただ、前重心は骨盤が前傾し反り腰になりやすく、腰痛やぽっこりお腹の原因になることもあり日常生活には不向きです。

 

ふくらはぎが張りやすいのもデメリットです。

 

一方の後ろ重心は、前重心と比べると重心は安定しやすいです。

 

ただ、あまりにも踵のみに重心がかかると骨盤が後傾して猫背になりやすくなります。

 

また足の指が浮いて正しく使えないため、転倒のしやすさにもつながります。

 

では、重心は前がいいのか後ろがいいのか。

 

これについては諸説ありますが、基本は「中心よりやや後ろ」くらい。

 

くるぶしの少し前からくるぶしの下くらいをイメージするのがいいでしょう。

 

普段から立った時の重心を意識して習慣づけることによりある程度修正可能です。

 

重心の意識は健康で美しい身体づくりの第一歩です。

 

 

 

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大村 渉

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