一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 全国個人事業主支援協会とiDeCoの悩ましい問題

みなさんは資産運用をされていますか?

日本はお金の教育がされておらず

お金に対する偏見や「お金は悪いもの」という価値観が強い国だといわれています。

実際そのとおりだと感じます。

そんな中、国がいきなり「投資をはじめてください」と言い始めました。

教育されていないのにできるわけないですよね(笑)。

 

私は数年前に金融関係の企業で働いていたおかげで

お金の知識や仕組みを身をもって学ぶことができたのですが

足し算も引き算も学んでいないのにいきなり「計算しろ」と

言われているようなものでこれは厳しいだろうなと感じました。

 

投資に対するハードルの高さは

教育だけではなく「日本株」の古い体質からも来ている気がします。

米国株などは1株から気軽に購入できるのですが

日本株はいまだに100株〜1000株といった単位でしか購入できないため

それなりにまとまった資金が必要です(ネオモバでは1株から購入可能)。

 

でも実際、投資の世界は商品開発もかなり進んでおり

詰め合わせで購入できる「ETF」などがあったりします。

投資信託に関しても、やたらと手数料を取る証券会社や銀行窓口に頼ることなく

理にかなった手数料で投資できるようになってきました。

※投資をする際は、株価だけではなく「手数料」なども必ずチェックし「税金」についてもちゃんと理解しておきましょうね!

 

…おっと、投資について解説するブログではないので詳細説明は控えます。

やっと今回の本題です(笑)。

 

最近、iDeCoを始めてみようかなと考えはじめました。

これまでiDeCoを利用してこなかったのは、

iDeCoの仕組みがあまり好きじゃなかったからです。

しかし、我々のような個人事業主であれば

最大で6万8000円(/月)を資産運用に回すことが可能です。

しかも、掛け金は全額所得控除・所得税・住民税を軽減・運用益は非課税。

「税金」はバカになりませんのでなるべく節税したい!

資産をふくふくと育てながら節税もできる。なかなか魅力的。

 

ではなぜ好きになれなかったか。大きくは次のとおり。

おそらくみんなと同じ理由かと思います。

 

・毎月の掛け金を気軽に変更できない(年1回だけ)

・途中解約ができず60歳までお金を引き出せない

 

何が起こるかわからない今、この縛りはハードルを上げていますよね。

それでも今回、少しはiDeCoに回してみようかなと思い至りました。

完全に「気分」です(笑)。

 

しかし、「はて、私は個人事業主とはいえ協会に所属しているな。これはどうなる?」とふと疑問が湧いたので、さっそく我らが「全国個人事業主支援協会」のグループLINEに相談してみました。すると、な…なんと

「我々は会社員(被保険者第2号)」となるため掛け金は最大2万3000円になりますよ」

とのこと。え〜〜〜超ショック。でもそうか。たしかに。しかし….。

一瞬、協会をやめようか…とあたまをよぎりました(笑)。

 

確かに毎月の健康保険料は助かっています!これは間違いない。

しかし、「健康診断ナシ(指定病院での健康診断はあるが有料)」、「iDeCoは会社員扱い」、「社保だが厚生年金ではないため年金は国民年金と同等」などなど。

 

このままだと、生涯でどれだけの差が出るのかがちょっと気になりました。

これからじっくりと計算してみたいと思います(笑)。

結果はまたいずれ!

 

今月はそんな感じです。

ではまた来月!

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