コンディショニングに関わるアイシングについて

COLUMN コラム

あけましておめでとうございます。

正月三が日毎度の駅伝観戦でご機嫌な原です。

本日のお題は駅伝ランナー達にも関係する「アイシング」について

アイシングとは打撲、膝足首等の捻挫など怪我した直後の基本処置RICEのIの部分

Iceー冷却

ちなみにRーRest（休養）、CーCompression（圧迫）、EーElevasion（挙上）という意味です

アイシングの目的は受傷直後の出血や腫れを抑えることですが

運動後のコンディショニング、痛みの予防として使ってる方が結構多いよう

これに関しては私はオススメしません

筋肉、関節は冷やすと硬直しますし血行も悪くなり疲労物質の代謝も妨げます

冷やした後に冷やす前より一時的に血行が促進されるリバウンド効果はあるものの

それなら最初から温めて積極的に血行促進させた方が効果的

ひと昔前は走った直後に氷水の大バケツに浸かるような事もされてましたが

最近では安易なアイシングを避ける実業団も多いよう

走ってる最中や直後に痛みや違和感が出たなら冷やすのはありですが

特に何もないのに安易に冷やすのはデメリットが多い事を理解しておきましょう

ちなみにアイシングでの鎮痛効果を利用したクライオストレッチという治療法がありますがそれはまた別のお話です

所沢おおはら村鍼灸整骨院副院長でランニングコーチマラソンをこよなく愛する治療家ランナーですよろしくお願いします