一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

港区赤坂にエステサロン開業しもうすぐ4年。それ以前は普通の会社員として毎日残業に追われつつも夫と民泊の経営もしながら不自由のない生活でした。 が、ある日、職場のチームごと遠方に移管となり行き場のなくなってしまった社員はそれぞれの道を探し、離職を選んだ者、社内他部署に移動を希望する者がいました。

私は前者、人生100年と言われるようになり、その後半がどんな人生になるのか不安と期待(?)の50歳。 他の会社に就職しても仕事を覚えられるのか?環境に馴染めないかも、ますます不安になりました。またこのまま会社員をしていても定年退職でいつかは収入が途絶えるし、前職のお給料は見込めない。収入を増やすには自分で何か始めるしかない! と会社を早期退職することに決めました。

とは思ったものの何ができる? 資格は普通自動車免許と30年前に取得した美容師国家資格だけ。 美容師に戻るのも現実的ではないし・・・・。

とあれこれ開業情報を探しては資料を取り寄せ、体験をさせていただいたり、お話を聞きに行きました。

その一つにレンタルサロンのフランチャイズ募集がありお話を聞いてみたところ、なるほど!!! エステサロンを創って、フリーのエステシャン、セラピストさん達に場所を提供する。費用は使った分だけ時間貸し。

会社員をしながら民泊経営もしていた私はそこで ピン!ときました。 一泊いくらではなく1時間いくらの時間貸し。 すごーく私の頭の中で想像が膨らみイメージが湧いてきました。 そして私も技術を覚えて教えることもできるし、フリーのセラピストやこれからスタートしたいと思っている方の開業支援として、アドバイザーになることが可能ということでした。 美容に関わる仕事にも戻れてスペース貸しの経験も役立つかも。

さらにこの業界のお話をセラピストさんに伺うと、お店で雇われていると一日中お客様のマッサージに明け暮れ、お客様のケアをするけれど自身の身体はボロボロ、ノルマもあって大変です。と、しかも社員ではなく業務委託と言うのです。

場所さえあれば開業できる自分の技術は持っているセラピストさんですが、自分のサロンを持つことにはハードルが高く、お客様は流動的で集客の不安がある。それらの問題が解決できるノウハウをこのビジネスで解決ができ、自分のペースで働けるフリーランスの道が開ける。まさに働き方改革の最先端を行っているではないか! とエステサロン兼開業支援を始めることになったのです。

ここ2年はコロナ禍でエステサロンが廃業となり、お店勤めのセラピストさんがフリーランスの道を選択し始めています。私が独立を決めた時と同じように不安と期待でいっぱいの個人事業主達です。そんな皆様を応援・サポートするためのエステサロンです。 セラピストも癒されるサロンをモットーに日々奮闘しております。

 

 

 

 

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デナム 久美子

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