一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

私が普段行っているバナーデザインの工程をまとめてみました。
人によってやりやすいやり方はあると思いますが、あくまで一例ということで参考にしていただけたら幸いです。

バナーデザインの手順

1、目的、ターゲット、設置場所などのヒアリング
バナーを設置する目的やターゲット、設置場所を必ずヒアリングします。
(設置場所を確認するのは、設置するページの雰囲気とのバランスをとるため)

2、掲載する要素、情報の優先順位を決める
作り込んでしまってから要素の変更があると、余計な手戻りが発生してしまうため、
先に掲載する要素(文言、用いる画像など)、優先度(目に入ってくる順)を決めます。
こちらから提案することもあれば、クライアントから提供されることも。
クライアントから情報を提供された場合、情報の優先度が不明な場合は確認します。

3、配色、フォントの決定
バナーはLPなど、遷移先のページなどがある場合がほとんどだと思いますので、
遷移先のページに準じたカラーやフォントを使用します。
ただ、遷移先のページと設置するページでデザインが異なる場合、
デザインが合わなかったり、埋もれる場合もあります。
設置するページ・遷移先のページの両方でバランスを考えたカラーやフォントを使用します。

配色のコツとしては、メイン・サブ・アクセントカラーを決めて色を使いすぎないこと、
重要な部分のみアクセントカラーを使用することや、
ハレーションが起きないような組み合わせにするということがポイントです。

4、情報の優先度に基づき、作り込んでいく

バナーは遷移先への遷移を増やすなどの、何らかの効果を得るために設置するものなので、
ただ綺麗、整っているだけではだめなのがバナーの難しいところです。
ポイントとしては、いかにわかりやすくメリット等伝えたいことが伝わるか、
ユーザーがアクションしたくなるバナーか、といったことを常に意識しながら作ることでしょうか。
そのためにはヒアリングや情報設計、情報の見せ方をいかにデザインするかが重要になってきます。
良いバナーをたくさん見ることも大事だと思います。
自分なりに工夫しながら、より良いバナーを目指していきましょう!

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Miki

2019年10月よりフリーランスに転向。Webデザインやディレクション、グラフィックデザインを行っています。

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