こんにちは。
ゲームのお仕事をさせて頂いております、kumakichiと申します。
今回は8回目ということで、ゲームのお仕事:3Dデザイナーになるためにはについて記載させて頂こうかと思います。
僕はデザイナーとしてお仕事させて頂いておりますため、他業種についてはなんとなくは理解しているつもりです。
これを機に他業種についても理解が少しでも深められればと思い、備忘録も兼ねて記載していきます。
「3Dデザイナーになってみたいけど、一体どういったスキルや資格が必要なのか分からない」といった方へ向け、3Dデザイナーになるために知っておくべき情報をご紹介します。
3Dグラフィックスを制作する上で、3Dデザイナーの殆どは3DSMAXやMAYA、Softimageといったソフトウェアを利用しています。
それぞれにソフトの特徴があるため、自身が所属する業界・会社の傾向に合わせて使うソフトウェアも使い分けるといった3Dデザイナーも多いでしょう。
あらかじめ複数のソフトウェアを利用できるようにスキルを身につけておくことで、転職活動時には強い自信へと繋がるはずです。
3Dグラフィックスの制作には強い忍耐力が必要です。その理由は、制作にとても時間が掛かるケースが多いためです。
簡単な3Dグラフィックスであれば30分から1時間程度の時間で制作できることもありますが、その一方で1つのキャラクター作りに数ヶ月掛かるケースもあり、
求められるクオリティに少しでも近づける為に3Dデザイナーとして1つ1つの作業を丁寧にこなしていく忍耐力が必要だと言えるでしょう。
3Dデザイナーが実際に2Dの絵を描くことは少ないですが、360度どこから見ても違和感のない表現をしなくてはならないため、2D以上にデッサンを理解している必要があります。
2Dキャラクターデザインと全く違う3Dのキャラクターが登場してしまってはゲームが台無しになってしまいます。
違和感の無いようモデリングを仕上げることも3Dデザイナーとしての使命です。
ゲーム業界ではこういった2Dと3Dデザイナーが行う仕事は本来区別されていますが、場合によっては両方の技術が求められることも多いため、両方の技術を身につけておくと評価が高まるでしょう。
3Dデザイナーになるための資格として鉄板なのが、CGクリエイター検定です。
CGソフトウェアを有意義に使えるのかどうか、3Dグラフィックスの表現能力や知識を推し測る検定で、3Dデザイナーとして就職活動を行う上で外せないものと言えるでしょう。
他にも、色彩検定の資格を持っておくと評価が高まることもあります。
デザインを行う上で扱う「色」に関する知識を問う検定で、1級2級3級と3つに分けられています。
上級資格になるほど難しくなるため、まずは3級から受講するのがオススメです。
3Dデザイナーになるために必要なスキル等については以上です。
次回、3Dデザイナーに求められること、3Dデザイナーのニーズと今後の展望について記載していきます。
おもしろいものを作る業界の1人としてこれからも精進していきます。
以下に転載元のURLを記載します。
https://game-creators.jp/media/career/008/