一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは、永田です。

前々回(1月投稿)にプロジェクト状況の投稿をさせていただきました。その後の状況および私の携わる作業IT工程(IT設計)についてお話ししたいと思います。

始めにプロジェクトの状況ですが、計画通りに進められています。1月に3ヶ月スポットで大量要因を投入して、3か月間で遅延していたPG・PT工程を完了させるよう勧められていました。この時期、コロナ感染者が出て濃厚接触者を在宅勤務にシフトさせたり、日中に同じ環境に集中してしまうことで動作が不安定になることがあったため、昼の部と夜の部の2部体制に変更して作業する措置も取られました。また、終盤にはテスト環境が動かない状態になり、必死の改善を施し遅延作業は休日返上で対応して、なんとか予定通りに納品することができました。その後、お客様による検証が行われ、納品物の確認、品質評価のチェック、コスト差異の評価を踏まえ、ここでも休日・深夜作業も行いながら、先日検証完了の連絡を受け無事に終えることができました。ただし、一部納期を延長させた成果物や発生した課題で後日対応で承認された件もありますが、これらについてもお客様としっかり確認を行い了承を得る調整を行ったことも、無事に完了することができた要因だと思います。

一方、並行で様々な作業が進められていますが、その中の一つでこれからのプロジェクトの中心となるIT工程の先行作業をおこなってきました。これから本格的になりますが、どのように進めていくのか非常に難航している状況です。難航している原因を振り返ってみると「1機能で処理される量が多い」「1機能の流れがつかみづらい」などが意見としてあります。確かにその通りでありますが、少し難しく考えすぎているのではないかな、と思うところはあります。IT設計でおおまかに決めることは「おおよそどのような結果を求めるか?」「どのような契約を想定しているか?」「どのような請求(入力)を想定しているか?」をおおまかに洗い出し、骨組みを作ることが肝心なのだと思います。ただ、業務経験が少ない人では、大まかに想定することすら難しいと思うのは当然であり、そこは有識者が中心になったり、お客様と協力して作っていけばよいのではないかと思います。

4月から体制を大きく変更して対応することになりますので、新しいメンバーとも協力して、イメージが共有できるように進めていきたいと思います。

The following two tabs change content below.

永田 裕之

最新記事 by 永田 裕之 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア