2021年度(21年4月〜22年3月)の賃貸住宅着工件数が増加。前年にあたる2020年度は、コロナ感染症の影響で大幅に減少しましたが、2021年度は108.9%増の33万戸になると東京の矢野経済研究所が発表している。
同研究所は、従来から資産活用を目的とした賃貸住宅へのニーズは底堅く、主要な賃貸住宅事業者による資産活用提案が継続して行われていることにより、2021年度の貸家新設着工件数は持ち直すとしている。
2021年は、ウッドショックと呼ばれた建築用木材の高騰がありましたが、この逆風をはねのけて賃貸住宅着工件数が増加とは驚きです。また、供給増加に伴う競合激化が想定されます。