一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

まず、退職前にできる限りのこと準備することが大切です!

個人事業主は、やればやるだけリターンとなって戻ってくるやりがいのある形態です。自分のやりたいことを自分で決め、時間にも職場の人間関係にもしばられることなく、個人の判断で自由に働くことができます。しかし、自分が頑張らなければお金を稼ぐことができず、会社員のように給料も保証されていません。毎月の売上げも変動し、不安定な状況に陥ることもあります。

安定して給料が支給されるサラリーマンに対して、個人事業主の自力で稼がなければならないという環境に多くの人が不安を感じると共に、なかなか一歩踏む出すことができないでいることでしょう。

しかし、いつかは自分で起業や独立をしたいと憧れている人は多いのではないでしょうか。

個人事業主には様々なメリットと同時にデメリットも存在しているのは事実です。しかし、それ以上に自分のやりたいことができるというのは素晴らしい人生ではないでしょうか。個人事業主という働き方を体験し、その素晴らしさを知ると、もう会社員に戻りたくないと思う人は多いはずです。収入を安定させることができれば、それほど個人事業主は素晴らしいものです。

 退職前にしておくべき6つのこと

個人事業主になってスムーズに収入を安定させるために何が必要かといえば、それは独立開業の事前準備です。開業する前のサラリーマン時代に、できるだけ準備を進めておきましょう。そうすれば独立開業後の仕事もある程度の見通しを立てることが可能で、スムーズな開業の助けになるでしょう。

サラリーマン時代にしておくべき事はこちらです。

  • 1・事業内容を考え、事業計画を立てる
    どんなサービスや商品を誰に対してどのように売るのか、しっかり考えておきましょう。
  • 2・人脈を作る。(販売先や協力者)
  • 3・事業に必要な技術やノウハウを習得する。
  • 4・運転資金と生活費を貯める。
    軌道に乗せ、安定させるまでに最低でも300万は用意したい。
  • 5・テストマーケティングを行う。
    (小さく実際に開始したり、ヒヤリングを行い、顧客の反応や採算を調査)
  • 6・必要なら住宅ローンはサラリーマンのうちに組んでおく。

サラリーマンをやめる前にやっておいた方がよいものを挙げてみました。

退職前に可能な限り上記の準備を行い、万全の体制を整えましょう。

開業後にイメージとは違い、なかなかうまくいかないという話はよくあることです。

しかし、障害となるであろう事柄を事前に想定しておき、準備しておくことはとても大切です。

あらかじめ想定していると、実際に問題が発生しても、冷静に対処することが可能です。

客観的に考えると、事前にわかるようなことで廃業する個人事業主は多いのです。

とくに事前にテスマーケティングを行うことは重要です。
サラーリーマンをしながらでも実際にその事業を少しやってみることです。実際にやることによって、お客さんの反応や収支、今後の問題点などを実感することができます。サラリーマンとしての本業に差し支えないくらいでよいので、休日や仕事が終わった時間を利用して、テストマーケティングしてみることをおすすめします。

サラリーマンとして給与を得ながら、収入の目途がついてから、開業するのが最もリスクの少ない方法でしょう。

このよう安定したサラリーマンの時にできることは準備を行い、リスクを減らして、個人事業主としてスムーズに事業を軌道にのせれるようにしましょう。

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