一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 何事もベストなタイミングがある

興味はあるけどなかなか挑戦できないまま、

ただ時間ばかりが過ぎていることがあります。

「いつかやりたい」と思ったのはいつだったか。

20年以上前からその気持ちをひきずっている……

なんていうことも十分あり得ます。

 

何でもすぐに挑戦してみたくなる性分なので、

「とりあえずやってみよう」と飛び込むことには慣れています。

実際に自分でやってみることで

自分に合っているか合っていないかがハッキリするので、

機会損失を避けて無駄を省くためにも

早めに開始するのが良かろうという考えです。

 

しかし、物事には「タイミング」があることを忘れてはいけません。

年齢、経験、環境、知識、人脈、時代、経済、流行、法律….など

自分をとりまくあらゆるものが、日々急速に変化しているからです。

 

例えば、「リモートワーク」という考え方がほぼ認められなかった20年前、

転職することなく海外で暮らすことは不可能でした。

しかし、2022年の今となっては十分考えられる選択肢ですよね。

 

何かを得るためには何かを諦めなければならない。

これに何度悩まされたことか。

IT技術が進化してくれたおかげで、

様々なことが両立できるようになりましたよね。

 

その他にも、長く仕事を続けたことで構築された人間関係から

新たなアイデアが生まれてプロジェクト化することがあります。

この場合、プロジェクトとして成り立っている背景には

「お互いにプロフェッショナルとしての地盤がある」からこそであり、

「もう十分仕事をしてきたから、自分の専門性を活かして実験したい」という

大人の遊び心もあります。

 

経済的な余裕があるため挑戦に回す資金もあるし、

そのプロジェクトでお金を稼ごうと思っていなかったりもします。

全てにおいて余裕があるんですよね。

 

これを20代(あくまでも一般的な20代)で達成するのは少々難しいでしょう。

野心が強いため社会的な制裁を受けて頓挫することもありますし。

 

「バランスが大事」という言葉を使うようになったのは

40代になってからでしょうか。

焦らずコツコツと足元を固めることの大切さを噛み締める日々。

大人になった証拠かもしれません。

 

チャンスは毎秒訪れています。

チャンスが目の前に現れたとき、いかに上手に掴み取るか。

これには準備が必要です。

準備ができていない人の前にはチャンスは訪れませんし、

それがチャンスであることに気づくことができないでしょう。

魚釣りみたいな感じですよね。

 

とりとめもない話が続きそうなので、今月はこんな感じで(笑)。

それではまた来月!

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