一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ここ最近、非常に身近な存在になってきた軽貨物ドライバーのお仕事。

 

「やってみたい」と思い軽貨物ドライバーになってみたものの想像していた仕事とは違い後悔している…という人も残念ながらいます。

 

今日は、そんな軽貨物ドライバーを始めようとする際に、事前知識の少なさが招く後悔に関する内容です。転職する事や個人事業主になる事はギャンブルではありません。

自分のペースで働けて働けばその分収入になる軽貨物ドライバーですが、ドライバーの中には仕事内容に満足をする人もいれば残念ながら満足していない人もいます。

 

軽貨物ドライバーになる前にどんな仕事でどのようなものを配送するのか、賃金はどのくらいかなどリサーチを行うと思いますが、その際の内容が不透明だったり、そもそも会社が求人で謳っていた内容と実態がかけ離れていたりすることがあります。

 

では、具体的にどのようなことに後悔するのでしょうか。

①お金

まず代表的なのは、お金です。

 

実際、軽貨物ドライバーを辞める多くの理由がこれで、拘束時間や仕事内容の濃さに見合った対価を稼げないため辞めていきます。

 

軽貨物ドライバーの魅力に「働けば働くほど収入になる」というのがあり、確かに配送の効率化を図り計画的に行えるドライバーさんはかなりの高収入を得られます。

 

しかし、それはみんながみんなではなくやはり一部です。

 

軽貨物ドライバーの募集には「高収入!」「〇〇万円!」など魅力的な文言が並んでいるかもしれませんが、実際はどのように稼ぐのか、報酬の仕組みなどをしっかり事前に把握しておく必要があります。

②体力仕事

軽貨物の業界では誰でも簡単に高収入が得られる仕事などありません。

軽貨物ドライバーは「軽貨物」と言われていますが、案件によっては何十キロもあるような荷物をエレベーターの無いマンションを階段で運んだり、1つ1つは軽い荷物でも朝から晩まで働くとそれなりに体力を消耗します。

 

もちろん他の配送業に比べたら荷物は軽量なので体力的にはマシと認識されていますが、体力に自信のない方が軽貨物なら大丈夫だろうと安易に考えると後悔するかもしれません。

 

また、緊急時などにも休める体制かどうかも肝心です。明らかな体調不良や家族や親せきに万一の事が有った時にも休めず、親の死に目に会えなかったという事も事実有ります。

その会社の代走体制や社員の数、社風など、契約前に確認しておくべき事です。

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瀬下 大貴

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