2021年2月から始めた、パン屋としての営業。
見切り発車のような形で、リサーチや経営について学ぶ事無くスタートしたパン屋としての仕事。
作業場兼販売用として購入したキッチンカーでしたが、当初、キッチンカーの中で製造、ローカルの主背に卸販売を計画していました。
しかし、キッチンカーが納品され、保健所へ営業許可書を取りに行ったその日に知った衝撃的な事実。それは、キッチンカーで製造したものを対面以外で販売できないと言う事。
自宅内に合ったユニットハウスで製造所を作るにしても電気・水道を通さなければならず、40~80万円の費用が掛かる為、躊躇して踏み出せなかったのに、結局キッチンカーでは卸販売が出来ない為、ユニットハウスを改造することに。
パン屋を始める事は大分前から計画を立てていた事。自分なりに色々と調べていたはずが、初めて見ると失敗の連続。
今、言える事は事業を始める前には専門家のアドバイスが成功への近道。
直ぐに専門家へ相談するのは難しくても、専門家への相談は必須です。
パンの製造に使用できなかったキッチンカーですが、卸販売の売行きが伸びず、キッチンカーでの販売が付きの売上のほとんどを占めています。
お店に他のパン屋さんのパンと一緒に並べられたパンより、キッチンカーという看板を背負って、お客様のお顔を見ながら
「このパンはこんな風に作られています。おいしいですよ!」とお話しながら販売していると。1個¥500円のパンが完売します。
ビジネスは信用が一番大事と言われています。やはり人は作っている人が分かると安心して購入して下さるのだなぁと実感しました。
当初、買ったばかりのキッチンカーを売る事も考えましたが、売らずに残しておいてよかったと思っています。
キッチンカーも資産です。資産を有効に活用して事業拡大に活かして行こうと思います。