私は母の実家のある花巻市で産まれましたが、現在、その母の生まれ育った家は空き家となっています。空き家問題、日本中で深刻な問題になっていますね。
さらに、その家の前には農地が広がっています。当然、これも荒地となっています。このような土地に太陽光パネルを設置できたらどれだけいいかと思いますが、残念ながらここにパネルを並べることはできません。なぜなら、ここは農地は農地でも第一種農地に分類され、この第一種農地は農業以外に使ってはいけないと法律で定められているからです。
しかし、第一種農地でも太陽光発電を導入する方法もあります。それがソーラーシェアリングです。
画像にもあるように、細いタイプのパネルを農地の上に並べます。パネルとパネルの間から日光が注ぎ込むので、パネルの下で農業を営むことができます。あまり強い日光でない方がいい品種にはもってこいです。
農家さんにはぜひ検討してもらいたいですね。
ただ、条件があります。それは、太陽光パネルの下で農業を営んでいることです。農業をやめて太陽光発電事業だけというのは認められていません。ですので、先述したような荒地となった第一種農地ではソーラーシェアリングでも認可が下りないんですね。
冒頭に、使っていない農地のお話をしたので紛らわしかったかも知れませんが、あくまでも「第一種農地で太陽光発電をできるか」のお話でした。
農業をやりながら太陽光発電事業もできるので、農家さんには勧めてあげて欲しいですね。