貧困率とは、国や地域における貧困の度合いを示す指標のこと。日本における相対的貧困率は、約15%とG7の中ではワースト2位。
高齢者世帯や一人親世帯を中心に、6人に1人が相対的貧困に直面している。
日本の貧困率は、2012年には16.1%、2015年には15.7%、2018年には15.4%とわずかに改善傾向にあるが、昨今の値上げラッシュに伴い再度深刻化が懸念される。
このような貧困の悪循環を断ち切るためにも、国や行政による貧困への対応を待つだけでなく、多くの人が身近にある貧困に気づき、手を差し伸べることが大切だ。