毎年、大都市から遠く離れた地域へ行く機会があり、そこで感じることは、街の活力低下である。昼間なのに人が歩いていない。活気がない。年々その傾向が強くなる。地元の方は、20年前までは駅前の商店街は原宿のような賑わいで、歩くのも大変だったと語る。人口減少、超高齢化で街を歩く機会が減った、そもそも所得が低い地域で貯金が少なくお金を使わない、が理由とおっしゃった。東京などの都市部は、いまだに人口が増え、建設ラッシュで活気があるように見える。しかし、どの地域も人口減少や高齢化の時代がすぐやってくる。現在の地方衰退を直視すべきだと感じる。