一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • フードデリバリーでもクレーマー

私は小売業で長く務めていたので、いくつものお客様からのクレームに対応してきました。

今回は配送業でフードデリバリーの際に頂いたクレームについての話てす。

それは、玄関ドアが壊れたという件。

夜、フードデリバリーでお届けに伺った古い平屋の借家で、インターホンは無く玄関はガラスのスライドのドア。

インターホンが無いのでノックするしかなく、ノックした(一般的な特に強くもない強さで)

中には人が居る気配がある、照明はついていて明るくテレビの音もする。

ノックしても聞こえないのか出て来てくれない、今度は「ごめんくださ〜い」と呼びかけ再度ノック。

そうこうしているうちにようやく出て来てくれて、会話もしつつ問題無くお届け完了。

しかし、数日後玄関ドアが壊されただの家の前で大声で騒いだだのとクレームが入ってきた。

私は唖然としてしまった。ノックでドアのガラスのサンが壊れるはずもなく、配達員の呼びかけを大声で騒いだなどと言うのはおかしいと。

後で知った事だが、そのお客様は自分は訴えられている裁判をいくつも持っていて忙しいんだとか、家賃は滞納してるから大家には会えないんだとか…

普通の人では無かった。いわゆるクレーマーの類だ。

言ってる事がおかし過ぎて、結局修理代を払う事も無く終わったと聞いているが、色々な人がいるからどんな仕事も時にクレーマーに会うんだなと、慎重な行動を改めて考えさせられました。

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永野 政利

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