一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • ITやアプリの活用場所の広がり

こんにちは。

最近、私の周りで体調を崩し、病院にお世話になることが多くなり、

何かと大変な根本です。

 

今回は、園児置き去り防止アプリの無料提供に関しての記事を紹介したいと思います。

園児置き去りとは、最近とても話題になりました、送迎バスに園児を置き去りにし、

園児が死亡してしまった事件のことです。

送迎バスはこれまでずっと使われており、幼稚園や保育園だけでなく、

なにかの習い事などでも使っていた方法です。

これまではおそらくオペレーションを見直して再発防止を努めるしか対策はなかったでしょう。

しかし、今回のようにIT化が進んでいる現在では、

マンパワーに頼るだけでなく、アプリなどを駆使して再発防止対策ができるようになりました。

今回のアプリは、事件が起きる前から運営されていたアプリのようで、

とてもニッチで限定的なアプリですが、そういったかゆいところに手が届くようなアプリが

やはり必要なのだと感じました。

 

今回はこの運営会社は無料提供をしているようですが、

無料ではないと使わないという風潮も良くないと思います。

素晴らしいアプリならばそれ相応の対価を払うべきです。

IT業界で仕事をするものとして、アプリは世の中の人の役に立つ、

便利になってほしいという気持ちで作っていますが、作っている側にもやはり労働への報酬は必要であり、

必要十分な報酬があってこそ、よりよいアプリが作られていくと思います。

 

はじめの取っ掛かりとして無料で提供するのは、

まずアプリの存在を知ってもらうための手法として良いと思いますが、

軌道に乗ってきたときにきちんとアプリに見合った金額を回収するようにしていく必要があると感じました。

そのようなサイクルが他のアプリやサービスでも行われていくことで、経済は回っていくのではないかと思います。

これはIT業界に限らないと思いますが、きちんとしたサービスにはきちんとした報酬が支払われる。

当たり前のことが繰り返されていくことで技術は進歩し、社会が成長していくのではないかと思います。

 

何でも無料がよいという風潮が少しでもなくなっていくことを期待したいです。

 

参考記事

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/08/news167.html

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根本 敦子

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