最近、歩く時に足の裏が痛む…。特に朝の1歩目の痛みが酷い…。
そんな症状がある方は「足底筋膜炎(=足底腱膜炎)」かもしれません。
私達の足裏には、指の付け根から踵までをつなぐ足底腱膜という分厚い膜があります。
この膜は普段、土踏まずを支え、足裏への衝撃を和らげる働きをしてくれるもの。
そんな足底腱膜に炎症がおこると、足裏に強い痛みが出るのです。
多くはリハビリやサポーターなどで治療しますが、酷くなると外科手術が必要になる場合があるので放っておくのは良くありません。
足底筋膜炎の原因は、ひと言でいうと足裏への負荷のかけ過ぎです。
ランニングやジャンプ動作を含むスポーツや立ち仕事で普通以上の負荷がかかると、足底腱膜が酷使されて炎症が発生する可能性が上がるのです。
予防のためには、まずクッション性が高く足裏のアーチを支えてくれる靴を選ぶこと。
可能なら、スポーツの練習量や立つ時間もコントロールしてください。
そして、アキレス腱やふくらはぎを伸ばすストレッチをして、足首周辺の筋肉の柔軟性を上げておくのもオススメです。