ここ最近、私が大事にしていることを共有したいと思います。
ごくごく一般的ではありますが、「読書」を改めて実践しております。
本を読んだ方がいい、という話は私がこどものころ(20年前)から親や大人たちから言われてきたことです。
しかし、大事だと理屈ではわかっていても実践していない期間の方が多かった・・・。
なぜかと言われると、読書には即効性があまりないからだと思います。
そして読書による効果も目に見えてわかるものは少ない。
それゆえに、「本当に効果があるのか」「意味があるのか」などという浅はかな先入観にとらわれて読書をないがしろにしてきました。
人というのはどうやら即効性があるものや、わかりやすく効果のあるものは興味を抱くが、その逆のものは興味が薄れるらしい。
ダイエットの「たった2週間で!」「これを飲むだけで」がわかりやすいですね。
そんな私も例に漏れず、すぐ効果のでるようなものに飛びついてはすぎ飽きてを繰り返していました。
そんなときに思い出したのが、慶応義塾大学の塾長であった小泉信三の言葉。
「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」
納得でした。
多少の時間を要してでも身に着けたものは血肉となり、一生涯使えるものとなる。
読書の習慣や、読書によって得るものも同様なのだと思います。
ゆくゆくの人生において、きっと大きな価値をもたらす存在。
これからも読書を継続していきます。