最近、マスコミ等で騒がれている扶養の範囲の壁の各違いについて、それぞれ確認してみました。

・103万円の壁: 年収が103万円を超えると、住民税や所得税の支払いが発生します。

・106万円の壁: 年収が106万円を超えると、社会保険料の負担が生じます。ただし、従業員数が101人以上の企業で働くパート労働者らに適用されます。

・130万円の壁: 年収が130万円を超えると、社会保険料の負担が生じます。今年の10月よりこの壁を越えても扶養にとどまれるため、厚労省は雇用主が一時的な収入増だと証明し、健康保険組合などが個別に判断する仕組みを導入します。

以上が各壁の違いとなりますが130万円を超えた場合の対処方法等などが、詳細に定まってないように思われます。今後、公表される資料等で確認されることをお勧めします。

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齋藤 彰男

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