長渕剛が幸せはなるものではなく、感じるものだと言っていたのを思い出す。
世界幸福度ランキングとは、その国の1000人の世論調査で0から10の11段階で主観的に幸福度を表したものの統計です。
主観であるから故に、自然と自らの周りと自分を比べて幸せと感じるかどうかで決まる、だから格差が少ない国のほうが幸福度が高いという主張の経済学者がいました。
結果としてフィンランドが1位でヨーロッパ諸国の割合が高いです。
私の意見としては、子供を安心して産める国のほうが国民幸福度が高いと感じています。
それは具体的に、経済格差が少ないということだけでなく、労働時間が占める時間の割合が低いということや学費が無料であるといったことです。
もちろん若い世代が増えて命のバトンをつないでいくという人間の自然の欲求を満たしやすいということもあります。
日本では、少子高齢化が進む中、経済的格差も広がり続けていて、経済的に結婚し子供を安心して育てるということが当たり前ではなくなっていること、長時間労働や高額の学費がかかることがネックになっているように感じています。
日本は世界幸福度ランキング2023では47位でした。
私は世界幸福度ランキングが正しい指標ということは断言しませんが、少なくとも日本で教育無償化を本気で実現すれば、安心して子供を育てられる世帯が増え、幸福度は上がると考えています。