「歯科技工士」についてネットで検索すると、立場によって様々な意見が見られ、フォーカスされるのは 年収・労働環境と時間・離職率の高さ・将来性 についてが多くなっています。
専門学校の講師や職員は「求人倍率が高く労働環境も良くなってきている、独立して年商数億稼ぐ人もいる」と謳い
大手技工所の役員や社長は「担い手が少なく安定しており、デジタル化が進みデスクワークのような環境で仕事ができる」と言い
数の大半を占める勤務技工士は「低賃金長時間労働、粉塵の舞う環境で身体を酷使し、零細企業がほとんどなので将来も不安」と嘆く
上記のいずれの意見も事実です。
しかしながら自分のポジションに有利に誘導する傾向や漏れ出す不満が滲むのは当然として、「歯科医療の中でありつつも技術の習熟が必要な製造業的側面がある」という原点を軽視しているように思えます。
②へつづく