一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ナマステ! Takuです。

スクラムマスターやコーチなど、人やチームを支援する立場では、「観察」が重要だと言われます。
相手の状況や意図を知らずに介入しても、信頼や変化にはつながりません。

観察においては、まず自分自身の状態を知ることが欠かせません。
無意識のうちに先入観や感情、思い込みが入り、観察が評価になってしまうことがあります。
それを補正するには、自分の思考や感情の癖に気づくことが大切です。

そのためには「自分を観察する」ことを意識しましょう。
体の重心や呼吸、手足の感覚などに意識を向けることで、今この瞬間の心身の状態を捉えます。
相手に感じた違和感も、それが自分の内側から出たものかどうかを見極めやすくなります。

自分の気持ちや違和感に名前をつけるのも有効です。
名前をつけることは受け止めて手放すことであり、必要以上に振り回されなくなります。
また、同じ反応が出たときにも気づきやすくなります。

観察の力は、繰り返しの中で育ちます。
ヨガや瞑想を通じて、自分の内側に意識を向けることを日々実践しています。
同じことを繰り返すことで、日々の微細な違いに気づくことができます。

観察とは、相手を見るだけでなく、自分を整えることでもあります。
その姿勢が、関わりの質を静かに変えていくのだと思います。

私たち自身と、ご家族や親しい方々、そして世界中の全ての方々に平安を。

OM, Shanti, Shanti, Shanti

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