サラリーマンが一番苦労するところは、やはり計画ではないでしょうか?
上司や顧客から決められた予定をもとに、個人スケジュールを管理したがうまくいかなかった。
また、個人の夢に向かってチャレンジした結果、うまく計画通りにいかなかった。
案外、すんなり行く計画を立てられた時は嬉しいものですが、
ジックリと考えた計画が破綻した。といった状態に遭遇した人もいるのではないでしょうか?
この理由を皆さんはどこに置いているのでしょうか?
1.予定外の作業が生まれたから。
2.当初の計画が短かった。厳しかったから。
3.不測の事態が起こったから。
4.周りの人と会話できていなかったから。
5.作業やデッドラインが見えていなかったから?
・・・・。
上記を落としどころにしている方は多いのではないか?
そもそもの原因はどこにあるのでしょうか?
「全ては、スケジュールを立てる人の力量や経験不足が引き起こしています。」
学校では計画の立て方について教わってきておりませんので、
サラリーマンになって一番ギャップを感じたところではないでしょうか?
不測の事態も配慮したスケジュール管理が行えるか否か?不測の事態が発生したときにどのように行動を行うのか?
ここが計画を立てる上での肝となります。
不測の事態をたくさん経験している人ほど、対処方法をいくつかあげ、その中で最善の選択肢をチョイスしています。
では、計画を立てることをうまくするためにはどうしたらよいのか?
答えは簡単です。
仕事以外のところで沢山失敗することです。
失敗は経験として最大の効果(選択肢が広がる意味)を与えますので、仕事以外のところで意識をもって計画を立てることです。
私がお勧めしたい行動は単純で、完全なノープランでの旅行に行くことです。
朝起きてすぐに身支度を行い、宿も取らず、飛行機や電車の予約もせず、ここに行く(目的)のみ決め、
旅行に行くことです。
行く途中で、今日はどうしようかと手段を考えながらカオスな一日を楽しむ。
うまくいくこともありますし、失敗を起こすこともあります。
その際、無限となる選択肢の中で、自分はなぜこの判断を行ったのか?を考えるのです。
このトレーニングを行ってみると、不測の事態になれ、
カオス性の高いことが、リスクの低い感覚になり超えられない壁が小さかったと気づきます。
仕事における不測の事態は怖いものです。
この怖さから逃げずに、一歩踏み込んでみると違った世界が見えてくるはずです。