皆さんはデザインなどでどんなフォントを使っていますか?
フォントを少し変えるだけで、見違えるように印象が変わったりするものです。
今回は私のおすすめの有料フォントを、雰囲気別にご紹介します。
■ Futura
おすすめシーン:高級感、洗練された感じ、カジュアル、未来的
ラテン語で「未来」という意味の、ドイツ生まれのフォント。
有料ですが、Macには標準で搭載されています。
ドイツのデザイン学校「バウハウス」の非常勤講師だったパウル・レナーという方が作成したそうで、
バウハウス生まれと聞いてなるほどと思ってしまいました。
フォントが発表されてから90年も経つのに、未だ全く古さを感じさせないフォントです。
形状は丸みを帯びてはいるものの、可愛らしい印象よりもスタイリッシュで
洗練された印象を与えています。
フォントのウェイトが細いと高級感や洗練された印象、ウェイトが太いとカジュアル感が出ます。
有料ではありますが、万能でおすすめのデザイナー必須フォントだと思います!
似ているフリーフォントとしては「Spartan」というフォントがあります。
(非常にそっくり!)
■ DIN
おすすめシーン:洗練された感じ、カジュアル、未来的、数字
ユニクロなどでも使用されている有名なフォントです。
こちらもドイツ生まれ。Futura同様に、Macに標準で搭載されていますね。
特にこのフォントの数字は、多くのバナーなどの画像の数字部分で使用されています。
少し幅が狭いのが特徴で、ヒラギノ等と比べるとフォントの幅が少し狭くなっています。
バナーなどのスペースが小さい場合に省スペースで文字を並べられるので
私もとても重宝しています。
こちらもデザイナー必須のフォントと言えると思います。
■ A1明朝
おすすめシーン:和風、素朴、ナチュラル、オールド感
最近では、「天気の子」やリブランディングで話題になっていた北村写真機店のロゴやウェブサイトなど
こちらも色々なところで使われているフォントです。
少し角が取れたような、柔らかい印象のあるフォントです。
活版印刷のような味わいのある雰囲気で、オールド感や素朴さを表現した時にぴったりのフォントだと思います。
—
以上、私のおすすめフォントでした。
シーンに合ったフォントを選んで、より印象的なデザインにしていきましょう!