総務省の家計調査によると、日本の一般世帯における1ヶ月あたりの教養娯楽費の平均額は
23,517円です1。
この支出項目には、以下のようなものが含まれます。
ヒューネル社の調査結果では、日本の一般層における男女別の人気趣味が示されています。
男性
女性
男女ともにゲームがトップとなっている背景には、幼少期からゲーム機やスマートフォンに慣れ親しんだ世代が中心であること、そしてゲームが一人でも複数人でも楽しめる“手軽さ”がある点が挙げられます2。これは、経済的な制約や多忙な生活の中で、自宅で完結する娯楽を楽しむ「デジタル・コクーニング」の浸透を示唆しています。
年代別にみると、趣味への支出は20代が全体の51.7%を占めており、最も高い割合です3。これはZ世代を中心とした若者の、自己投資や「推し活」といった集中消費の傾向を反映していると考えられます4。
一方で、趣味・娯楽費の平均額は世帯主が40代でピークを迎え、その後は減少します1。この時期は子育て世代であり、政府の調査でも30代〜40代の幸福感の源として「家族団らん」が挙げられていることから5、個人の趣味よりも家族旅行やレジャーといった家族単位の娯楽にシフトしていると考えられます。
また50代以降の減少は、子どもの独立による支出構造の変化が背景にあると推察されます。
💰
| 年収帯 | 娯楽費の平均額 |
|---|---|
| 183万円未満 | 1万533円 |
| 183万円〜245万円 | 1万4456円 |
| 245万円〜306万円 | 1万6464円 |
| 306万円〜364万円 | 1万8763円 |
| 364万円〜432万円 | 2万150円 |
| 432万円〜519万円 | 2万2791円 |
| 519万円〜621万円 | 2万5556円 |
| 621万円〜760万円 | 2万7607円 |
| 760万円〜975万円 | 3万3115円 |
| 975万円以上 | 4万5736円 |
出典:2022年 家計調査(家計収支編)|総務省統計局1 を基に作成