最近、SNSやブログなどでP2P投資案件をよく目にします。
架空のアイテムをユーザー間(P2P)で取引して、利益を得る投資スキームです。
なぜ利益が出るかというと、価格が常に上昇するように設定されているから。
買ったアイテムは一定期間後(たいてい数日後)に、10%程度上乗せされた価格で他ユーザーに売却できます。
購入するユーザーがいる限り、利益が出ることになりますが、
いずれ誰かがババを引くのは間違いありません。
やるなら引き際が大事になります。
あとは、「P2P取引で運営側にお金を預けたりしないから、安心!」と謳っている案件も多いですが、これも怪しいです。
というのは、たいていは暗号通貨でのP2P取引なのですが、使用できる暗号通貨のオンラインウォレットが指定されていたりします。
で、そのウォレットはメジャーなやつではなくて、スキーム運営側が管理するウォレットだったりします。
P2Pだから運営にお金を預けるわけではない、と思っていたら、財布ごと握られていたという笑えない状況です。
今後も色々とP2p案件は出てくるはずですが、すくなくともウォレット指定してくるタイプの案件は避けるべきだと思います。