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前回の記事では、投資をこれから始めるなら個別株式ではなく投資信託がおすすめ!というお話をしました。
投資信託にはアクティブファンドとインデックスファンドの2種類があるのですが、どちらを買ったほうがいいのか、今回はこの点についてです。
アクティブファンドは、プロのファンドマネージャーが投資銘柄や取引規模、取引のタイミングを判断する投資信託です。
市場平均(日経平均やTOPIXなど)を上回るリターンをめざしますが、ファンドマネージャーの人件費や調査費のため手数料は高くなりがちです。
一方のインデックスファンドは、市場平均を上回るリターンは目指しません。市場平均と同じくらいのリターンをめざします。
たとえば、TOPIXは東証一部の全銘柄の時価総額に連動しますが、TOPIXの動きと連動するように銘柄を保有するのがインデックスファンドです。
理論的には、東証一部の全銘柄を時価総額の比率で保有し続ければ、その投資信託の利益(損失)はTOPIXと一致します。
実際には全銘柄を保有しているわけではありませんが、インデックスファンドはとにかく、リターンがTOPIXや日経平均株価と連動するように設計され運用されています。
アクティブファンドのように「どの銘柄を買うべきか、売るべきか」「いつ取引すべきか」などを考えなくても済むので、人件費や調査費は低く抑えられます。だから、手数料もアクティブファンドよりもだいぶ安くなります。
プロが運用してくれるアクティブファンドのほうがインデックスファンドよりも儲かりそうですが、実際そうでもありません。
過去のデータを調べたり本を読んだりすると、そのことが分かります。
ちょっと調べるだけでも、インデックスファンドのほうが有利そうなのが分かります。
アフィリエイト業の私の経験上、アフィリエイト報酬の良い投資系商品は、投資家が損をしやすくできています。
投資家が損をして売り手(金融機関・証券会社)が儲かる商品だから、広告費を大量に出せるわけです。
銀行やゆうちょで勧めれられている投資信託も同じです。
なぜ頑張ってその投資信託をすすめるかといえば、販売手数料で儲かるからです。
優良で利益が出やすいから、という理由では決してありません。
銀行員の高い給料がどこから支払われているのかを考えれば、これは一目瞭然です。
投資信託を買うなら、ネット系の証券会社一択です。