こんにちは。あすとらむの藤本です。皆様いかがお過ごしでしょうか? 時が過ぎるのもあっという間で、もう1年の半分が経過しました。
6月といえば梅雨。雨が続き、空気がじめじめとし、憂鬱な気分になりがちですが、ふと雨の音に耳を傾けてみると、リラックスできることに気付くかもしれません。実際、雨の音には高周波が含まれており、この高周波成分には脳を活性化させて、血液の流れを促進し、全身をリラックスさせる効果があると言われています。また、雨の音は一見規則的に聞こえますが、実は不規則なリズムを持っており、このリズムは私たちの身体のリズムと共通しています。このリズムのことを「1/fゆらぎ」と呼び、聞くだけで心地よさを感じることができるそうです。
このようにゆったりと気分が落ち着き、リラックスしている時に人の身体は「α波」と呼ばれる脳波を発します。リラックスというと、作業に集中できずに眠ってしまったりするのでは・・・と思われるかもしれませんが、実はこの「α波」はストレス解消法の一つとして有効な方法であると共に、記憶力、集中力、想像力も高まるといわれているのです。そのため、実際にはリラックスしている時にこそ最も集中力が高まります。
人は無音の空間よりも、少し音がある空間の方がより良いとされています。じめじめした空気にイライラする気分がおさまらない時や悲しい気分の時には、あえて梅雨の雨の音をリラックスできる音だと前向きにとらえ、耳を傾けて落ち着かせて、リラックスモードで何かに集中してみてはいかがでしょうか?