一般社団法人 全国個人事業主支援協会

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  • 【菅直人政権】

    鳩山由紀夫氏は、母親から2,000万円の〝お小遣い〟をもらいながら申告もせずいたことが知れるところとなり、支持率低下は止まらなくなる。

    鳩山氏の後は、菅直人氏が総理の座に就く。

    鳩山氏と歴代ワーストを争う総理が続くのだ。

    消えた年金問題の時、年金の未納期間があった閣僚らを、当時流行っていただんご3兄弟を文字って、「未納三兄弟」と攻撃していた菅氏。しかし、自身が総理になってから、実は過去に[…]

  • 【悪夢の民主党政権時代】

    2009年、特効薬であるアサコールが日本で承認される。これにより、長年苦しめられ続けた忌まわしき持病を克服することになる。

    この年、自民党は福田康夫内閣、麻生太郎内閣と短命に終わり、ついに民主党に政権を奪われる。悪夢の民主党政権が始まってしまった。

    まずは、宇宙人こと鳩山由紀夫内閣。

    沖縄の米軍基地移転問題で、「最低でも県外」(できれば米軍基地は国外へ)と謳い、オバマ大統領との[…]

  • 【雌伏の5年4ヶ月】

    国家の目的は、国民の生命と財産を守ることにある。生命は防衛、財産は経済。つまり国家が何よりも優先してやるべきは、防衛と経済である。

    安倍氏は、防衛には確固たる定見を持つ。しっかりとした国防も、経済があってこそ。安倍氏は、徹底的に経済の勉強をする。本を読んで勉強すると言うことではない。もちろん経済関連の本を読むのは当然のこととして、安倍氏は経済学の世界的権威から直接レクチャーを受けながら学んでいった。

  • 関 卓法 さんがプロフィール写真を変更しました 2か月 3週間前

  • 【辞任】  

    政権の末期には、ウイルス性大腸炎も併発するに至り、命の危険すらある状態であった。思い詰めた秘書たちは、「このままでは総理が死んでしまう」と涙ながらに辞任を懇願したが、安倍総理は続投しようとした。

    しかし、「このような状態では総理の職責を果たせない」と、苦渋の決断を下す。

    9月10日、内閣改造後の所信表明演説を行うも、その2日後に辞意を表明。政治家として、病に冒されていることは弱さを露呈することに[…]

  • 【第一次政権の最後の大仕事】③

    さらにその足で、安倍総理は東京裁判で,唯一、日本側被告の全員無罪の判決を下した、パール判事の遺族のもとを訪れる。田中正明氏が述べていたように、安倍総理はパール判事の歴史観を正確に理解していたのだ。

    だがこの時、安倍総理の体調は限界を迎えていた。インドで腸炎に罹ってしまい、潰瘍性大腸炎はさらに悪化していたのだ。同行していた昭恵夫人は、泣きながら「お願いです。もうやめてください」と懇願し[…]

  • 【第一次政権の最後の大仕事】②

    暴風のような安倍政権批判により、支持率は低下の一途を辿る。そしてついに、参院選で自民党は大敗を喫して、衆参ねじれ状態となる。

    かつての橋本龍太郎政権の時も同様の状況になり、橋本総理は辞任している。当然この時も、安倍総理辞任を求める声が上がる。

    しかし、安倍総理は「まだやり残したことがある。自分でなければなし得ないことだ」と、信念を曲げず、続投を表明する。

    この時、中学生時[…]

  • 【第一次政権の最後の大仕事】①

    通常、一内閣一課題とよく言われる。

    一つの内閣では、大きな課題を一つクリアできれば御の字と言うわけだが、第一次安倍内閣では、50〜60年に一度の法改正を立て続けに行なった。

    そんな内閣は、かつてなかった。

    しかしこれは、これですら、序章に過ぎない。歴代最長政権となる第二次安倍内閣は、日本はおろか、世界の枠組みまでも変えていくことになる。

    その誕生まで5年4ヶ[…]

  • 【防衛庁の省昇格】

    日本の国防を担う防衛庁の予算は年間5兆円にもなる。にも関わらず、総理府、内閣府の外局である庁という低い扱いであった。そんな低い扱いをしている国は日本を置いて他にない。これが、内閣の統轄の下に行政事務をつかさどる機関となった。

    省にしたことで、防衛省にも優秀な人材が集まるようになる。

    そして、省昇格により、「閣議要求権」が得られるようになる。武力攻撃事態における「防衛出動」や、不審船に対処す[…]

  • 【国家公務員法改正】

    それまでどの政権でも手をつけられなかったのが国家公務員法の改正である。反対する議員を敵対勢力とレッテルを貼って、強力に郵政民営化を進めた小泉総理ですら手を出せなかったのだ。

    これは、要は官僚の天下りの斡旋を禁止する法改正である。官僚の天下りを肯定的に見る国民はいない。しかし、マスコミは一切報じないため、テレビや新聞しか見ない国民は、安倍総理がなぜこれをやろうとしているのかを知らずにいたのだ。[…]

  • 【第一次安倍政権誕生】 

    小泉純一郎内閣で官房長官を務めていた安倍氏であったが、小泉氏の任期満了に伴い、禅譲される形で総裁選に勝ち、戦後最年少で総理の座につく。

    第一次安倍政権の誕生だ。

    美しい国、日本を取り戻す。

    戦後レジームからの脱却を実現する。

    安倍総理は直ぐに動き出す。

    【教育基本法改正】

    強い日本を取り戻すため、教育現場で愛国心の育成を目指した安倍総理。教育基本法に愛国心[…]

  • 【戦後レジーム】

    1945年、アメリカとの総力戦に敗れた日本。アメリカはGHQ(連合国軍総司令部)による日本占領政策を敷く。

    日本軍、そして日本兵の恐るべき強さに恐怖していたアメリカは、徹底した日本弱体化を図る。特攻作戦までやってしまう日本人の強さの根源は何か。これを徹底的に研究していたアメリカは、それは強い愛国心であると結論づけていた。この愛国心を奪わなければ、いつまた脅威となって立ちはだかるか分からない。[…]

  • 【若手議員時代の安倍氏への評価】

    イギリスの名宰相、ウィンストン・チャーチルは、「一流の宰相たらんとすれば、一流の歴史家でなければならない」と常々口にしていたと言う。もちろん自身も、歴史の造詣が深かったことは言うまでもないが、

    安倍氏もまた、特に近現代史の知識量は相当のものであった。その安倍氏が、田中正明氏の勉強会によく参加していたという。

    田中正明氏と言えば、南京大虐殺という虚構を暴く第一人者としてよく知ら[…]

  • 【大物政治家には数の論理で対抗】

    また、話は前後するが、官房副長官に就任するはるか前、まだ若手の議員であった頃の安倍氏であるが、こんなエピソードがある。

    重鎮・野中広務が人権保護法案を国会で通過させようとしていたときである。この法案、聞こえはいいが、要は外国人にも参政権を与えようというものだ。

    もしこれが実現すれば、ある選挙区で、例えば中国に有利な候補者を当選させたい、または不利な候補者を落としたい場合、その[…]

  • 拉致を認めて被害者を帰国させたい日本と、何とか経済援助を引き出したい北朝鮮。

    会談が始まると、北朝鮮側は、拉致など存在しないという姿勢で来た。にべもない。

    昼休憩に入り、控え室で話し合う日本側だが、この時のやり取りが、安倍晋三という名前を広く世に知らしめることになる。

    部屋には盗聴器が仕込んであることを見越した安倍官房副長官。わざと大きな声で、

    「総理、向こうが拉致を認めて謝罪してこないなら、テーブルを[…]

  • 父が亡くなり、政治家となった安倍氏は、森内閣、小泉内閣で官房副長官、幹事長、そして官房長官として出世を果たしていく。

    2002年9月17日、小泉純一郎首相が訪朝。これに官房副長官として同行する安倍氏。

    この時、福田康夫官房長官や外務省の田中均アジア大洋州局局長に、この問題から蚊帳の外にされるなど妨害されながらも、怯むことはなかった。

    また拉致問題に取り組む安倍氏に、妻の昭恵夫人は、「危険な目に遭ったらどうする[…]

  • 【第一次政権誕生前】

    父の死後、政治家になった安倍晋三だったが、その名が日本中に轟いたのは、2002年の小泉訪朝においてであった。

    安倍氏が拉致問題を知ったのは1988年、まだ秘書官時代である。

    拉致被害者の一人である有本恵子さんが、命懸けでポーランド経由でご両親に手紙を送ってきたのだ。当時は、拉致問題など存在しない、陰謀論の類の話でしかないと考えられていた時代である。

    有本さん夫妻は、これを社会党の土[…]

  • 【父・安倍晋太郎】

    成蹊大学を卒業し、アメリカ留学を経て神戸製鋼所に就職した晋三であったが、ある日父・晋太郎から「明日から秘書になれ」と言われる。

    「そんなすぐに辞められるわけないでしょう!」と断るも、残務処理を同時進行で行いながら、父の秘書として働くことになる。

    政界のプリンスと呼ばれ、次期総理として大きな存在感を持っていた安倍晋太郎は、親友である竹下登に、先に首相の座を譲る。

    そしてソ連を訪問した際[…]

  • 『第一章』

    【祖父・岸信介】

    1960年6月、岸信介政権は新安保条約を発行。それまでの安保条約では、アメリカは日本に基地を置くこと、日本国内で内乱が起きた場合、日本政府から要請があれば米軍が出動することなどが定められていた。これでは、日本はただアメリカによって半ば占領されているようなもので、メリットがなかった。

    岸は、新安保条約は日米がお互いの安全保障をはかるために協力を深めるとした。つまり、日本に何かあった[…]

  • 国際戦略研究の世界的権威であるエドワード・ルトワック
    「私は世界各国の首脳やトップに対して、定期的にアドバイスを行なっているが、安倍晋三というリーダーは、そうした世界のリーダーたちとはさらに別ランクの人間であると本心から思った」

    アメリカ 前大統領ドナルド・トランプ
    「安倍氏には独自の、しかも飛び抜けた統率力があり、素晴らしい祖国である日本を愛し大切にしていた。彼のような人物は、もう二度と現れることはないだろう」[…]

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