総務省統計局が、先月(2020年9月)に発表した報告書「統計トピックスNo.126 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」によると、日本の65歳以上の高齢者数は3617万人(2020年9月15日現在)・総人口比の28.7%となったそうです。
日本の高齢者人口の割合は、2位のイタリア(23.3%)を大きく引き離し、世界一です。
もちろん、就労人口の高齢化も進んでおり、これからは企業も健康で元気な若い人にどんどん働いてもらって成長する、という時代ではありません。
そうした中で国も、従業員の健康増進に積極的に取り組む企業を認定する認定制度を作り、「健康経営」を国策としてすすめています。
そして「個人事業主」にとっては、自分の健康マネジメントが、経営パフォーマンスを高める重要な手段のひとつです。
実際、多くのトップ経営者はワークアウトや運動習慣を生活のルーティンとして取り入れており、厚生労働省が実施している国民健康栄養調査からは、年収と運動習慣に相関関係が見られることも読み取れます。
コラム:年収と運動習慣の関係
運動習慣をもつことと経営の共通点、また生理学的にも筋トレによって分泌されるホルモンが集中力や決断力を高め、ビジネスパフォーマンスに好影響を与えることが明らかになっています。
忙しい経営者・個人事業主こそ、ワークアウトを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。