報連相についての記事、第六回となります。
報連相で意識すべきことを4つの観点でお伝えしていきます。
今回はその四つ目「段階を踏んだ報連相をする」の記事となります。
三つ目の「報告先」の次に考えることとしては「段階を踏んだ報連相」です。
「1.緊急度、重要度」や「2.自分で完結するか、他者を巻き込む必要があるか」でも少し触れましたが、報連相は一度で全てを伝える必要はありません。
原因がすぐに分かるような簡単な問題は一回で全て伝えることはできると思います。
しかしそうではない問題の場合は段階を踏んで、その時点までで把握している情報を逐一報連相していくことも大事です。
特に重要度・緊急度がどちらも高いものに関しては段階を踏んだ報連相を心掛けましょう。
まずは問題が起こったということだけを直属上司へ伝えましょう。この段階はスピードが命です。
問題を把握し、重要度・緊急度がどちらも高いと判断したタイミングで真っ先に報告しましょう。
場合によっては上司のMTG中だとしても呼び出す必要があるものもあります。
この報告は出来る限り上司に伝わったということを確認できる手段(口頭 or 電話)で行うようにしましょう。
この段階で原因が分かっていない場合は素直に分かっていないことと、これからどのようなことを行う予定かを報告しましょう。
原因を調べていく中で分かったことがあったタイミングで逐一報告を行いましょう。
また、1日の最後で原因や対策が掴めていない場合は必ずその日の進捗状況を報告してから帰宅するようにしましょう。
事象、原因、影響範囲、対策が分かったら、対策を進める前に内容をまとめて報告をしましょう。
上司の判断によりますが複数メンバーが関わっているなら、並行して対策を進めることを行うこともあります。
対策がすぐに解決できない内容であればしっかりスケジュールを切って対策を進めていきましょう。
以上で私が報連相で大事にしている事の全てとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの仕事に少しでもお役立ちできれば幸いです。