一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

初投稿になります。

まず何を書けばいいのか分からなかった為、私が会社員を辞めて個人事業主になった理由をお話ししようと思います。

まず初めに少し簡単に自己紹介から、私は小、中、高と野球をやっていました。

高校の時には甲子園を目指し地方の高校で親元を離れ寮生活をしながら、毎日野球漬けの日々を過ごしました。残念ながら甲子園出場とはならなかったのですが、その時に過ごした経験は今に生きていると思います。

その後、大学に進学し経済学部で経済学を学んでいましたが、学力が追い付かないことと、自分がやりたいようなことではなかった為、わずか1年間で退学し、ある大手企業の直下請会社に就職しました。

そこでは日勤と夜勤があり就業時間も毎日12時間勤務で初めはとても苦労した記憶があります。ただ、慣れてしまえばそうでもなくなり、給料面でも他の同級生より多い金額を貰っていたのでそれなりに満足していました。

なんだかんだでその会社に14年間勤める事になります。

これからが本題でなぜ会社員を辞めて、個人事業主になろうと思ったのかお話したいと思います。

先ほど書いたように日勤と夜勤があり、もともと夜型の人間だった為、特に何も気にしていなかったのですが、日勤、夜勤の生活を始めて2、3年が経った頃体に異変が出始めます。

初めは頭痛です。

ただ軽い頭痛で頭痛薬を飲んで治るような軽いものでした。ただ5、6年経ってくると、それがだんだんと酷くなっていき、ほぼ毎日頭痛、さらに8、9年となると眩暈、慢性的な肩こり、吐き気、日中太陽の下では眩しくて目を開けているのが大変な程になっていきました。さらには眠れなくなります。2、3時間くらい寝ては目が覚め、また2、3時間くらい寝て起きてを繰り返すようになります。

これは何かの病気なのではないかといろんな病院巡りが始まります。

頭痛が酷いので、脳神経外科、目眩がするので耳鼻科、吐き気がすごいので内科。

ただ、どこの病院に行ってどんな検査を実施しても何も異常は無し。最終的には精神内科に行かされる始末。そしてそこでよくわからない薬を飲まされます。

が、全く症状は改善されず、、、

そしてついにダウンします。

1ヶ月ほど、年休を消化し休む事にしました。

その後、症状は全然良くならず、夜勤が体に合わないのではないかと医者の先生に言われ、それなら今の会社を辞めて、違う仕事をしようと考えました。

会社に相談すると、せっかく12年も勤めたのだから、辞めて違う仕事ではなく、日勤だけの仕事に職場転換するからそこで頑張って見たらどうだ?と打診されました。ただ、日勤だけの仕事は給料面がすごく下がることを知っていましたので、それだと生活が出来ないので辞めますと話をした所、昇格させて、少しでも給料をあげるようにするとのことだったので、それなら頑張ってみようと思い、職場転換してもらい、現場仕事から事務仕事へ変わります。

ここで会社員が嫌になります。

まず大きな要因の一つが給料面でした、今までは日勤、夜勤。基本的には月残業60時間込みでそれなりの給料を貰っていたのが、日勤のみになり残業も20時間程度の仕事量になりました。年収でざっと100万の減収です。

普通の人の考えだと日勤、夜勤、残業60時間って、だいぶブラックな会社じゃね?と思うかもしれませんが、私は別にそうも思っていませんでした、なぜならそれなりの給料を貰っていたからです。おかげで、10年の間で新車を一括で2台購入しましたし、家も買うこともできました。(結構なローン審査に通りました。)

それが普通の会社員のような生活になり、収入が激減。これが一般的なサラリーマンなんだと思い知らされます。

それでも、会社との約束で給料面が下がるから、昇格させることは約束していました。

ところが、この昇格は2年も見送りになる事になります。

1年目は体調を崩して休んだ1ヶ月を理由に昇格見送りとなります。これは自分も体調を崩して会社を休み、みんなに迷惑をかけたのでんしぶしぶ飲み込み、もう一年頑張る事にしました。

が、2年目は不景気を理由に昇格見送りとなります。

さらにはコロナ不況でさらに会社は人を減らそうとします。残業は0時間、給料はバイト並の手取り額。家計は毎月赤字、貯金を崩しながらの生活。

会社は従業員を守ってはくれない、役員連中は自分達の事しか考えない。色々なことが見えてきて、一気に会社員でいることが嫌になりました。

ここで、別の会社にいくという選択肢よりも個人事業主になろうという決意になります。

続きは次の投稿でお話したいと思います。ではでは。

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伊藤 宏晃

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