こんにちは。近藤です。
先月の記事で「手作りラジコン」について書きましたが、無事完成しました。
出来上がったものがこちら↓
配線図はこちら↓
<必要なもの>
部品名 | 個数 |
---|---|
RaspberryPi 3+ セット
(HDMIケーブル、電源ケーブル、microSDなど必要なものが一式入っているもの) |
1 |
Micro Usbケーブル(急速充電対応対応品) | 1 |
モニター(TV) | 1 |
マウス | 1 |
キーボード | 1 |
モバイルバッテリー(2.4A急速充電対応品) | 1 |
タミヤ ダブルギヤボックス 左右独立4速タイプ | 1 |
タミヤ ユニバーサルプレート 2枚セット | 1 |
タミヤ トラック&ホイールセット | 1 |
TA7291P | 2 |
抵抗器 10kΩ | 2 |
ブレッドボード 170タイポイント | 1 |
ジャンパーワイヤー(オス-オス) | 30程度 |
ジャンプワイヤー(オス-メス) | 30程度 |
電池ボックス(単3×4本) | 1 |
単三電池 | 4 |
モニター・マウス・キーボード以外を購入して、15000円くらいだったように思います。
<作り方>
①取説の基づきRaspberry pie のセットアップ(Raspbian OSのインストール、初期設定)
②ギヤボックスを組み立てる
③キャタピラを組み立てる
④配線図に基づき、モーター・RaspberryPie・電池ボックス・ブレッドボードをジャンプワイヤーで配線する
<テスト>
Raspberry Pieのターミナルから下記コマンドを実行し、モーターが作動するかテストする。
$ echo 4 > /sys/class/gpio/export
$ echo 17 > /sys/class/gpio/export
$ echo 9 > /sys/class/gpio/export
$ echo 11 > /sys/class/gpio/export
$ echo out > /sys/class/gpio/gpio4/direction
$ echo out > /sys/class/gpio/gpio17/direction
$ echo out > /sys/class/gpio/gpio9/direction
$ echo out > /sys/class/gpio/gpio11/direction
# 右後退
$ echo 1 > /sys/class/gpio/gpio4/value
$ echo 0 > /sys/class/gpio/gpio4/value
# 右前進
$ echo 1 > /sys/class/gpio/gpio17/value
$ echo 0 > /sys/class/gpio/gpio17/value
# 左前進
$ echo 1 > /sys/class/gpio/gpio9/value
$ echo 0 > /sys/class/gpio/gpio9/value
# 右後退
$ echo 1 > /sys/class/gpio/gpio11/value
$ echo 0 > /sys/class/gpio/gpio11/value
$ echo 4 > /sys/class/gpio/unexport
$ echo 17 > /sys/class/gpio/unexport
$ echo 9 > /sys/class/gpio/unexport
$ echo 11 > /sys/class/gpio/unexport
<プログラミング>
今回は子供でも組みやすいように、Raspberry pieにプリセットされているScratchでプログラミングする。
下記のように組む。(「メッセージ1を送る」の後ろに「0.1秒待つ」をつける)
作り方は以上です。
Raspberry Pieを使った電子工作は初めてなので、今回はネットで拾った記事
「小学生でも簡単⁉RaspberryPiとScratchを使ったラジコン」(https://qiita.com/shion21/items/714576ee10a1fe6dacdd)
を真似して作ってみました。
見事にラジコンができ、息子も喜んでいました。(ほとんど息子が組み上げることができました)
今回やってみて、シングルボードコンピュータの面白さを実感するとともに、電子部品や電気回路の知識の必要性も感じました。
ちょっと勉強しようかなあ。。。
Raspberry PieはIoTの分野などで利用されている安価なコンピュータです。安いものだとRaspberry Pie自体は5000円くらいで買えるので、
興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
私自身は今度はAlexaを使ってAmazon EchoをRaspberry Pieを使って作ってみようと思っています。