【ストレスは悪いもの?】
「ストレスは病気の原因になる」
と、言われているのは、既にご存知かと思います。
ストレスは、心だけでなく、体にも悪影響があり、あらゆる病気のリスクを高めるものです。
それはもちろん、ダイエットにも影響があります。
心に影響が出てしまえば、そのストレスを解消するために、食べ過ぎてしまうというのはよくあることですし、
体に影響が出ればやせることもありますが、逆に太ることも充分にありえます。
…となると、
「ストレスは悪いもの」
と思ってしまいますよね?
ところが、全米最大規模の大学ウィスコンシン大学の研究チームが、成人3万人の動向を8年間追跡して2012年に発表した結果によると
「ストレスは健康に害を及ぼす」
と、信じていた人たちにだけストレスの悪影響は、生じていたことがわかりました。
たとえ過度なストレスを経験していたとしても、
「ストレスは無害だ」
と思っていた人達の死亡率は低かったのです。
つまり、ストレスそのものは体に悪いわけではなく、
「体に悪いものだという思い込み」
が原因だったと判明しました。
このように、
「ストレスは悪いもの」
とも言い切れないようですね。